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東京海上日動火災保険 不払い [保険]

東京海上日動火災保険の不払い問題について。

10年以上前の2002年4月から2003年6月の
最大12万件の「不払い」問題が話題になっている。

今回問題になったのは
自動車保険契約に付加する

「対人臨時費用保険」の契約。

・人身事故で相手が入院
・死亡した場合に相手へのお見舞金
etc.

これらに1〜10万円の保険金が
支払われるというもの。

ただ、問題はその仕組みにあります。

2003年6月以前は
加入者からの保険金請求がないと
支払われない仕組みになっていた。

しかも同年7月以降は
こっそり顧客から保険金請求がなくても
通知して支払う仕組みに変えました。

請求されなかったから支払わず
それを不払いとは言わない。

そういう論理かもしれないが
これは完全にお客さんのためを
全く考えてない仕組みですよね。

そもそも保険ってわかりづらい。

約款はすごい細かい時でわかりにくいし。

「安心」を売りにしていますが
いざピンチになるとどうやって使えばいいのか謎。

今回もその一端が垣間見えた問題だと思いました。


そもそも12万件も不払いしているのに
永野社長は「最善を尽くした」と言っている。

どうかなって思いました。

負の遺産かもしれないですが
見て見ぬ不利はいかんでしょ。

1件、2件のレベルであれば見落としていた
でも済みますが、見落としていたどころでなく
最善を尽くした・・・

12万件という件数から見ても
悪意を感じざる負えません。

しかも今更追加で申請できたとしても
消えてるデータもかなりあるそうです。

運用変更をした時点で
注意を呼びかけてあげれば
請求できなかった人たちの不満も
なかったかもしれないのに。


他にも保険の不払い問題はたくさんあります。

ただ、こうして表面化するのは
12万件もの被害が出てからなのです。


保険に勧誘するときはうまいことを営業マンが言って
いざ加入すると詳しい使い方とか、細かい話はされない。

全部が全部そうとは限りませんが
僕らもしっかりと保険について知識を深める必要がありますね。

この問題はそれを考えさせられる問題でした。
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