SSブログ

フリーゲージトレイン 仕組みとは(軌間可変電車) [新技術]

フリーゲージトレインの仕組み(軌間可変電車)

吸収新幹線でいよいよ
フリーゲージトレイン(軌間可変電車)
の走行試験が4月20日に開始しました。


新幹線の路線と一般の電車の路線。

この2つは線路の幅が違います。

フリーゲージトレインは
左右の車輪の間隔を路線の幅に会わせて
自動的に変換できるという仕組みを持っています。

もともとはスペインにおいて
使われていた技術で、
1993年にタルゴ社が、日本で台車をつくることについて
日本のある会社にライセンスを付与。

それが住友金属工業で
軌間可変車軸が作れるようになりました。

どうやって左右の車輪の間隔を
変更するのかというと

『支持レール』

というのがポイントになります。

例えば一般線路から新幹線の
線路に移動する場合、この支持レール
の上を電車が通ります。

すると、車輪の間隔を制御している
ロックが外れます。

その後、

『ガイドレール』

によって、移動する先の線路の
左右幅に合わせたに車輪幅に
調整されます。

するとロックが再度かかり
新しい線路に移動できます。

これがフリーゲージトレインの
仕組みです。

参考画像↓

フリーゲージトレイン.jpg


■フリーゲージトレインのメリット

フリーゲージトレインのメリットは

・乗り換えの手間がなくなる

線路の車軸の幅かが変わるために、いちいち乗り換えるのは
利用者にとってめんどくさい。
そのため、乗り換えが少なくなるのは嬉しいメリットです。

・乗り換えの時間が少なくなる

特に短距離路線では数分の乗り換え時間を
数億費やす電車会社にとってもメリット。


■フリーゲージトレインのデメリット

車輪の間隔が一定の普通の電車である
ゲージ固定の列車に対して、フリーゲージトレイン
は作成費に費用が高くなるのがデメリットです。

ディーゼルエンジンを使っている
電線がない、電気がないところで走る
路線ではもちろんフリーゲージトレインは走れません。


メリットでメリットはありますが
九州での試験走行の結果を見てですよね。

今後どうなっていくのか、気になるところです。


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。