SSブログ

新生児のダウン症 特徴とその原因について [健康と医学]

新生児のダウン症 特徴とその原因について

新生児のダウン症が
倍増しているという発表がありました。

出生率は減っているにも関わらず
ダウン症で生まれる確率は倍増しているのです。

これは無視できない事態と言えるでしょう。


日本産婦人科医会の全国調査が
行われました。

1995年では
ダウン症は1万人に6.3人。

約0.06%の確率です。

2011年になると1万人に13.6人。

こういったデータがありました。

約0.1%の確率です。


■増え続けるダウン症の発生の原因とは

ダウン症の発生の原因は
母親の出産年齢と大きく関係しています。

ダウン症は遺伝子疾患、染色体異常により起こります。

遺伝子疾患、染色体異常の中でも
発生確率が高いのがこのダウン症です。

アメリカにおける統計では

20歳から24歳の出産における
発生確率は

約0.06%。

35歳から39歳では

約0.4%

45歳以上の場合は

約5%

この確率で新生児の
遺伝子疾患、染色体異常が起こります。

年齢が高ければ高い程
ダウン症が発生する確率が高くなる
ということがよくわかります。


■結婚年齢がどんどん上がっている

厚生労働省が調べた

【夫・妻の平均初婚年齢の年次推移】

こちらのデータを
ご覧下さい

厚生労働省調べ.jpg

上記データを見ると
男性・女性、共に初婚の年齢が
上がっています。

初婚の年齢が上がれば
もちろん出産も高齢化するのは
当然のことです。

ダウン症にはこの平均初婚の結婚の
平均年齢が高くなってきていることに
大きく影響していると言えるでしょう。


■ダウン症とはいったいなんなの?

英国に眼科医ジョン・ラングドン・ハイドン・ダウン
さんがいました。

彼は1866年にある論文を発表します。

『白痴の民族学的分類に関する考察』

です。

この論文ではじめてダウン症が
公になりました。

論文には

・目尻が上がっていてまぶたの肉が厚い
・鼻が低い
・頬がまるい
・あごが未発達
・体は小柄
・髪の毛はウェーブではなくて直毛で薄い

こういった特徴をあげています。

研究が進む中でダウン症は


■体細胞の21番染色体が1本余分にある

これがダウン症の発生の原因です。

計3本確認できることから

トリソミー

と呼ばれています。


■治療法はあるの?

残念ながらダウン症を治す

・治療法
・治療薬

これらはありません。

そのため、治療法がない以上
発生しないようにするしか方法は
ないのです。

母親が早くに子どもを産む
これが今最も有効な方法と言えるでしょう。


■ダウン症かどうかをどうやって調べることができるの?

一番メジャーなのは産婦人科病院で行われる

「母体血清マーカー検査」

これで可能性を調べ

「羊水染色体検査(羊水穿刺)」

で確実な結果を知る事ができます。

この方法であれば妊娠15-16週に
確認することが可能です。


エコーで検査する方法は
エコーで映る体の形で診断します。

ただ、妊娠20週という時期的な問題もあり
上記2つの方法がメジャーとなっています。


■婚活が子どもを救う!?

「結局早く結婚相手を見つける」

これがダウン症の発生阻止には有効です。

今では町おこしとして
町婚などをやっている町なども
あります。

こどものために早く結婚相手を見つける
というのが正しいかはわかりません。

ただ、やはり1人で一生暮らして行くには
あまりに長いのが人生ではないかと思います。

楽しい事も悲しい事も共に経験できる相手。

そういった存在がそばにいるのは
やっぱり良いものです。

町婚とかの情報があると
つい応援したくなりますね。

今後、婚活ビジネスがさらに加速することを
ちょっと期待しています。




スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:妊娠・出産

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。